はじめに
スプレッドシートでデータ整理や分析をしていると、
この表から特定の列だけ取り出したいな
って思ったことありませんか?
実は、それを超シンプルに実現できるのがCHOOSECOLS関数なんです!
この記事では、初心者の方でも理解できるように、CHOOSECOLS関数の基本から活用例までわかりやすく解説していきます。
この記事では以下のことが学べます!
・CHOOSECOLS関数の基本的な使い方
・CHOOSECOLS関数の活用シーン
・他の関数と組み合わせて、さらに便利に使える!
CHOOSECOLS関数ってどんな関数?
CHOOSECOLS関数は、表(配列)から「指定した列だけを取り出す」ことができる関数です。
まとめると、
・欲しい列だけを
・好きな順番で
・シンプルに抽出できる!
…という、めちゃくちゃ便利な関数なんです!
基本的な使い方
まずは書き方(構文)から確認しましょう!
=CHOOSECOLS(配列, 列番号1, [列番号2], …)
それぞれの意味
配列 :元の表(取り出したいデータが入っている範囲)
列番号:何列目を取り出すか(1列目 = 1、2列目 = 2 …)
具体的な例で理解しよう!
たとえば、こんな表があるとします

「氏名」と「部署」の列だけピックしたいときは以下のように書きます。
=CHOOSECOLS(A2:D4, 1, 3)

CHOOSECOLS関数が便利なシーン
シーン①:レポート用に必要な列だけ抽出したい
たとえば社内向けのレポートで、「名前」と「勤続年数」だけを取り出して一覧にしたいとき、CHOOSECOLSが大活躍!
=CHOOSECOLS(A2:D4, 1, 4)

シーン②:列の順番を入れ替えたい
なんと、列の順番も自由に変えられるんです!
=CHOOSECOLS(A2:D4, 3, 1)

VLOOKUPと何が違うの?
よくある疑問がこれ。
「列の抽出ならVLOOKUPでよくない?」
確かにVLOOKUPも使えますが、以下の点でCHOOSECOLSの方がシンプルです:
比較項目 | VLOOKUP | CHOOSECOLS |
書き方 | 複雑(範囲・列番号など) | シンプル(列番号だけ) |
複数列抽出 | 不可(1列だけ) | 可能(複数列OK) |
順番の変更 | 不可 | 自由にできる |
初心者の方にはCHOOSECOLSの方が圧倒的に扱いやすいです!
CHOOSECOLS関数が使えないときは?
CHOOSECOLS関数は、比較的新しい関数(2022年以降のアップデート)なので、以下のような場合は使えない可能性があります。
・Excelの古いバージョンを使っている
・Googleスプレッドシートの古いテンプレートを使っている
この場合は、代替案として INDEX関数やFILTER関数で同様の動きを再現する必要があります。
応用テクニック:他の関数と組み合わせる!
CHOOSECOLS関数は、他の関数と組み合わせてさらに便利になります。
たとえば、以下のようなデータがあります

① SORT関数と一緒に使う
=SORT(CHOOSECOLS(A2:D22, 2, 3), 1, TRUE)
→ 「氏名と部署だけ」を抽出して、部署順に並び替える!

② FILTER関数と一緒に使う
=CHOOSECOLS(FILTER(A2:D10, D2:D10>5), 1, 3)
→ 「勤続年数が5年超え」の人の「氏名と部署」だけを抽出!

まとめ
CHOOSECOLS関数はスプレッドシート初心者にこそ使ってほしい!
CHOOSECOLS関数は、複雑な処理をシンプルにしてくれる超便利な関数です。
・必要な列だけを自由に抽出
・列の順番も変えられる
・書き方がカンタン
初心者の方こそ、この関数を覚えておくとスプレッドシート操作がぐんと楽になります!
この記事では以下のことを学びました
・CHOOSECOLS関数の基本構文と使い方
・初心者向けに図解でやさしく解説
・実用例(列抽出・順番変更・関数連携)
・VLOOKUPとの違い
・エラー対策と応用テクニック
「欲しい列だけ抜き出したい」そんなときは、CHOOSECOLS関数で一発解決!
ぜひこの記事を参考に、あなたのスプレッドシート作業をもっとスマートにしてみてくださいね!
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それじゃまた他の記事でお会いしましょう
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